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国民性のせい?
この一ヶ月、我が家では夫婦間に冷た〜い空気が流れていた。
やってくれたね、我が夫。妻の私に黙って、勝手に給料の20%超を仕送りしちゃったのである。
しかもそれは第一弾にすぎず、これから約一年それを続けるとのたもうた。

この時期、ただでさえ自転車操業の家計の上に、卒業、入学準備があり、さらに年払いの各種支払いがあり、自慢じゃないが財布はピーピー。通常より何十万も出費がかさむのを、なんとか乗り切らねば、という時だった。

セネガルに、どうしてもまとまった額を送ってやる必要がある、とは言っていた。でも、額が大きいし、去年新車を買ってしまったので、我が家には借金もある。今の時期にその額は無理だと言う私と、「セネガルの食べていけない、将来のない、苦しい親戚を見捨てる訳にはいかないんだから、しょうがない」と言う夫と折り合いがつかず、結論がでていない話だった。

メロスは、いや私は激怒した。
そんな大金仕送りしなくちゃならないなら、なんで借金してまであんなに高い車を買ったんだ?貧乏なら貧乏人らしく服は「洋服の○山」とかで激安品でも買えばいいのに、なんで△越とか○島屋で買うんだ?なんでお前のプレゼントの高級カシミアセーターは私が着ると安物に見えるんだ?なんで○ドバシカメラのポイントカードで『温泉卵マシン』なんてしょうもないもの買っちゃうんだ???

ゼイゼイ、しまった、こんなことで怒ってるんじゃなかった。
私が怒った理由は、「家計の一大事を、妻である私の了解を得ず、独断で決めた」からだった。
ここを追求すると、「ごめん、セネガル人になってしまった。」と自分の欠点を国民性のせいにする。
嘘をつけ。結婚当初はなんでも相談し合い、私の言うことをよーく聞いただろうが。それとも当時はセネガル人ではなかったとでも?

今回は後悔しているようなので許してやった。しかし、今度妻を軽く見るようなことがあったら徹底的に抗戦、「こんなに良い妻をこんなに苦労させて、私が悪うございました!」と言わせてやるぞ、と心に誓ったのであった。

by無間道
by gattsaf | 2005-05-02 00:01 | ときどき日記
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